
Vol.13
山子屋保育園
今回は、阪急日生ニュータウンの入り口に昨年出来た保育園を紹介します。
2007年1月の開園から1年強、現在は0~5歳まで約20人の園児が通園している「山子屋保育園」の園長先生に、この保育園の特徴をお伺いしました。
山子屋風の建物に一歩足を踏み入れると、木目と白い壁でコーディネートされたナチュラルで明るい空間が目に入ります。天井の高い大空間には子どもたちの描いた絵が飾られており、とてもアットホームな雰囲気。
子どもたちが素足で歩く床にはヒノキ材が使われていて、清潔で気持ちいい空間であるとともに、シックハウス対応に配慮して内装を考えたという園長先生の“子育て”に対するこだわりが感じられました。
ナチュラルで清潔感を感じる内装
子どもたちの絵が飾られています
窓から園庭を眺めると、一角に小さな田んぼがありました。今は刈り取りの済んだ後でしたが、子どもたちが田植えから稲刈りまで行っているそうです。田んぼだけではなく畑もあって、お芋や玉葱などの野菜を育てているとか。何とも自然豊かでユニークな保育園です。
「豊かな自然の中で、逞しい身体と心をもった子どもを育てたい」という方針から、この地に保育園をつくられたそう。子どもたちは散歩に出掛け、様々な生き物や植物に触れて四季の移り変わりを感じるのが日課とのこと。散歩の距離は年齢に応じて徐々に長くなり、時には山歩きにも挑戦しています。屋内でもリトミックやマット運動で全身をくまなく動かし、子どもたちはより一層元気に逞しく成長しています。

卒園記念作品(左)
のびのび遊べる庭がすぐそこに。窓からはやわらかな光が差し込みます。(右)
食事にこだわっているのも、この保育園の特徴。
給食やおやつは全て手づくり。栄養士が子どもたちの身体にいいメニューを考え、有機野菜を採り入れ、できるだけ国産品や添加物の少ないものを選ぶなどで食材の安全性にもこだわって、食べ物本来の味を教えています。他にも園児たちが育てた玄米や野菜を使ったり、味噌作りなどの調理体験を行ったりと、栽培・収穫・調理といった様々な方面から子どもたちに“食の楽しさ”を教える工夫が行われています。実際、保育園に通うようになってから好き嫌いが減った子どもが沢山いるとのこと。
水と土と砂とお日様と存分に遊び、食を通じて自然の恵みに感謝するなんて、簡単なようでいて、とても贅沢な子供時代の過ごし方なのかもしれませんね。
*****山子屋保育園*****
川西市一庫字区田3-1
TEL:072-795-0373
保育時間:平日7:30~19:00(土曜 希望により受け入れ可)
(2008年4月10日)